みなさん、最近あんこ食べていますか??
実はあんこはあんなに甘くておいしいのに美容効果も抜群なんですよ!
そんなあんこにこだわり続ける会社、「myAN株式会社」の社長である田中尚登さんにお話を伺いました。
とっても優しい方で、なんとお土産も用意してくださいました(^^)
目次
ユニークな会社名の秘密
かつて米子製餡株式会社として設立したのち、
「myAN株式会社」と改名されました。
・「私の」という意味の「my」
・米子の方言で「うまい」の意味の「まい」
・米子の「米(まい)」
このような様々な意味が含まれていました!!
myANのモットー
お客様が求めているものに応えていくことをモットーとし、細かいニーズにも真摯に対応することを大切にしているそうです。
抹茶あんや、芋あんなどのあんこを手掛ける際に、細かい種類の指定があり、その仕入れ先を探すことも、、、
珍しい品種だと量が確保できないという壁にもぶつかったというお話を聞き、あんこ会社がここまでやるのか!と思いましたが、お客様のためならと要望に応えてこられたそうです。このような要望に応えていくうちに、現在はなんと700~800種類もの商品を販売しているのだとか!!
W・B・Sって?
おいしいあんこづくりに大切な要素を表す言葉として、「一水、二豆、三技術」という言葉があります。この、水(Water)、豆(Beans)、技術(Skill)の頭文字をとって、myAN株式会社では「W・B・S」と呼んでいます。細かくみていきましょう!
①Water(水)
あんこ作りでは大量の水で煮炊きして、さらすので水が非常に重要だそう!
いい水がないといいあんこはできないのです。
myAN株式会社の敷地の下には、大山の伏流水が流れているため、全国有数の名水を使用したあんこを作ることができます!
➁Beans(小豆)
一口に小豆といっても産地や品種、ランクなど様々な種類があります。粒あんにする豆は、特にこだわっていて、目で選別するそうです。
さらにmyAN株式会社ではなんと、小豆以外の豆で作るのにも細かく対応しているそう!!
③Skill(技術)
お客様は1年を通して安定した商品を欲しています。農産物が原料のため、安定したものを作るには経験が大事になってくるそう。
豆を炊くには1、2年では経験が足りないので、10年は必要なんだとか!!まさに匠の技ですね!毎年微妙に気候が違うので経験の畜積が確かな技術につながると、田中さんはおっしゃっていました。
あんこ会社の意外な苦悩
突然ですが、ここであんこクイズ!
このもこもこしたやつはいったい何でしょう??
正解は、、、、
あんこを製造するときに出た排水なのです…!
あんこは1日に500~1200tもの水を使って製造されるそうですが、排水が300~700tにも及ぶらしく、処理が大変なのだとか( ゚Д゚)
排水処理にはシステムの導入、脱水汚泥(産業廃棄物)処分費、電気代などの面で1番お金がかかってしまうそう。
美味しいあんこの見分け方!!
あんこには、白あんや、茶色っぽいあんこなど様々な色がありますよね。
しかし、紫色のあんこが一番小豆本来の風味が感じられるって知っていましたか?(私は知らなかった!!)
赤っぽいものや黒っぽいのは実はアクの色で、紫色はアクが取り除かれていて良い風味なんだそうです。
小)豆知識
あずき本来の風味を楽しみたい時は紫色のものを選びましょう!!ですが!紫色ではないあんこもそれぞれ風味が異なってくるので気分にあったあんこを選びましょう(*’▽’) 食べ比べてみるのもいいかも!
おすすめのあんこレシピ!!
小倉トースト、おはぎ、ぜんざいで召し上がれ!!
ぜんざいには塩をちょっと入れるのがおすすめだそうです。
お土産にいただいたあんこで実際に小倉トーストを作ってみました!!
パンをトースターで焼き、贅沢にもあんこをたっっっぷりのせました!!全くしつこくない甘さで美味しかったです。
あまりの美味しさに小倉トーストにダダハマり中…(筆者は1日で3枚食べちゃいました(笑))
終わりに
今回、私自身人生初めての取材ということもあり、取材前はとっても緊張していましたが工場に着くやいなや、あんこのあまーい香りがただよってきて、ほっこりして取材に臨むことができました。あんこ作りにおける秘密や意外な苦悩を知ることができ、貴重な経験となりました。工場内も案内していただき、小学校以来の工場見学でウキウキでした(^^)
とっても楽しい取材となり、最後にツーショットも撮っていただきました!
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取材先
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myAN株式会社
鳥取県米子市浦津20番地
TEL(0859)27-1826(代表)
FAX(0859)27-3012(代表)
FAX(0859)27-3319(受注専用)
http://www.myan.co.jp/index.html