こんにちは!島根大学二回生の飯隈です!
「神社の横でジンジャー(生姜)栽培」ってちょっとぶるっと来た方!
出雲生姜で温まりませんか?ww
ということで今日は出雲で生姜を栽培されている「出雲生姜屋」さんにお話を聞いてきました。
この出雲生姜はなんと!身体を温める辛み成分(ジンゲロール)が一般的に売られているしょうが(高知県産土佐一)と比べると約三倍あると云われています。
出雲生姜は冷え性でお悩みの方々を身体の芯から温めてくれます!
ではそんな出雲生姜はどうやってできたのか?神社との関係はどういったものなのか?探っていきましょう!
~今回お話を聞いた方 南 未紀さん~
(代表の奥さんで、出雲生姜屋さんは家族で会社を経営されている)
18歳まで島根県で育ち大学進学と共に大阪に上京。
一度は東京で就職するも、「育児は地元でしたい」と強く思い出雲へのUターンを決意。
地域の子どもたちが「出雲で暮らしたい」と思うきっかけになればと日々、生姜と向き合っている。
目次
1.出雲の土地でなぜ生姜?出雲生姜、誕生秘話
出雲でなぜ生姜を栽培しようと思われたのですか?
南さん: | 生姜をしよう!と思ったというよりは代表(夫)がもともと公務員をしていて。 「地域をよくするには、地域に根を張って現場で活躍できるプレーヤーが必要だ!」 と思ったことがきっかけ です。 |
きっかけは、、、地域をよくするため
南さん: | 地域のためにとなったときに一次産業に取り組みたいと考えました。 農業は作物を作るだけでなく、 草刈りなどをすることで畑の周囲も管理していく必要があります。 周りも管理することで地域の生活や文化などを守ることができ、 また景観が保たれると思いました。 |
農業はただ農作物を作って売るのではなく、農作業で地域の保全も行っているのか!
ではなぜ、生姜を栽培することになったのですか?
南さん: | 斐川は「出西しょうが」の産地でもあったので、 斐川だったら生姜が作れるということは経験上分かっていました。 また、あまり多くの方が作っていない野菜で加工品にしやすく健康食品になるものが 良いとも思っていました。 |
この目的とマッチしたのが、、、

生姜だったんですね!!
生姜は身体を温める効果があるので身体や美容に良いと言われているし、
生だけではなく、「生姜シロップ」などの加工品にもできる!!
(出雲生姜のしょうがシロップの話は後ほど、、、)
2.ついに生姜を作ることになったが、ここで問題が発生!?
出雲生姜を作る上で一番苦労されたことは何でしょうか??
南さん: | 周りに生姜を作っている農家さんが少なかったことです。 普通であれば島根だとブドウや柿の産地なので農業を指導する人がたくさんいたり、 JAさんや行政でもいろんな情報を持っておられるんですけど、、、 生姜づくりで困った時に相談しても 「分からない」と言われてしまうことが多かったですね、、、 |
確かに!慣れないことを相談せずにするのって本当に難しいですよね!
どのように解決されたのですか?
南さん: | 結局、産地である高知県に毎年勉強しに行って、困ったことなどを相談していましたね。 |
島根県から高知県までの道のりを毎年行かれていたなんて!
すごい努力をされたことで今こうして僕たちは出雲生姜を食べることがで
きているんですね!!
3.出雲生姜は一般的な生姜と何が違うの??
では続いて、生姜を作るときに一番こだわっているところを教えてください!
南さん: | ひとつは「出雲生姜」という名前でブランド化して売っているところですね! 次に、出雲生姜を買う人たちは身体に気を付けていてる人が多いだろう! ということもあって、、、 虫の退治に農薬を使わず、 雑草もすべて手作業で抜く完全な無農薬で栽培しています。 |
完全無農薬!?美意識高めの方必見です!
ちなみに国産生姜の有機栽培はどのくらい行われているのですか?
南さん: | 国産生姜の有機栽培は生産量ベースでいうと0.3%未満と云われています! |
0.3%未満!?
一般的な生姜よりも身体を温める辛味成分(ジンゲロール)が三倍ある上に
無農薬栽培している国産生姜は0.3%未満って、、、
皆さん!出雲生姜、希少価値高すぎると思いませんか?
4.出雲生姜屋さんの代表的な加工品!出雲生姜のしょうがシロップとは!?神社とのかかわりも明らかに!
出雲生姜のしょうがシロップが人気な理由を教えてください!
南さん: | まずいろんな生姜を食べ比べ、辛み成分であるジンゲロール(芯から身体を温める)成分が 高いものを分析し、品種を選んでいるところですね。 次に生ではなく、粉末加工したものを使っているところです。 また、通常よりも辛み成分があるのではちみつを入れたり、 普通の砂糖よりも甘いテンサイを入れて調節しています。 レモンも入れているので飲みやすいものにし上がっていますよ! |
こだわりの辛み成分は残しつつ、飲みやすい工夫がされているのですね!
他にはどういった工夫があるのでしょうか、、、?
南さん: | そうですね~、シロップに関わらずなのですが、 目に留まるようなデザインを心掛けています。 出雲といえば出雲大社というイメージもあると思ったので、 神社ぽいモチーフを入れることで出雲生姜を売るのではなくて、 出雲生姜を通じて出雲を売りたいと考えています。 また、弊社は万九千神社さんという神社と結びつきが強いので その点も意識しました。 |
出雲生姜を通じて出雲を売りたいと考えている!?
なんと素敵な言葉でしょう!
万九千神社さんとかかわりがあるということについて、詳しく教えてください!
南さん: | もともと、出雲生姜を別の場所で栽培していたのですが、 弊社の代表が万九千神社の宮司さんと前の職場で一緒に働いていて交流がありました。 そして、神社の横でジンジャー(生姜)を作れば面白いのではないか? という提案をしていただいたことがきっかけで 神社のおそばで出雲生姜を作ることになりました。 宮司さんは出雲生姜の看板商品「出雲生姜じんじゃエール」の考案者のひとりでもあり、 万九千神社に訪れたことで出雲生姜を知って頂いたり、 出雲生姜の商品を神社に置かせて頂いたりと非常にお世話になっています。 |
素敵なご縁があって、神社のおそばでジンジャー(生姜)を作ることになったんですね!

(写真は出雲生姜屋さんより提供)
どんなデザインなのか実際に見せてもらいました!

これが既存のデザインです。
↓

今年6月からの新たなデザイン!
新しいデザインの方が神社の感じが強く表れていて、より出雲っぽさがある
と思うのでお土産などで渡すと喜んでもらえそうですね!!
実際に僕も、、、
出雲生姜のしょうがシロップをお湯で割ったものを飲ませて頂きました!!

僕は個人的に生姜はにおいがきついなという印象を持っていましたが、嫌なにおいは全くなく、飲んだ時に香りがふわっと広がって非常に飲みやすかったです。
また、ぽかぽかと身体の芯から温まってきて非常に心地よかったです!!
この生姜シロップに対するお客さんの反応はどうでしたか?
南さん: | 嬉しいことに、まとめ買いをしてくださる方がたくさんいて、牛乳や紅茶 にいれたりして毎日少しずつ飲んでるよ!といったお声を頂いています。 |
人々の生活の一部になっているんですね!!
5.出雲生姜の使い道は、薬味だけではない!?
南さん: | 出雲生姜の使用方法が薬味だけでないのはご存知ですか? |
え!?僕、生姜というと薬味で用いるイメージが強いですねw
南さん: | 私も出雲生姜を作る前は生姜を薬味にしか使ったことがありませんでした。 しかし、出雲生姜を収穫してみるとみずみずしくて 薬味のみに使うにはもったいないと思うようになりました。 そこで出雲生姜をたくさん入れた生姜焼きを作ったり、 出雲生姜を用いた料理をたくさん作りました。 また、これを自分たちだけのものにするのではなく、 弊社のホームページにレシピを公開することで 皆さんにも知ってもらいたいと思っております。 今では自分が思い付いたレシピだけでなく、 近所の方が実際にやられた出雲生姜料理のレシピなども載せていますよ。 |
( もっと出雲生姜を使ったレシピを知りたい方は以下をチェック↓)
おいしいレシピ | 出雲生姜 (izumosyogaya.com)
地元の方とのコミュニケーションを絶えず行い、
地域と一緒に出雲生姜を作っている感じがして、とても素敵だなと感じました。
ホームページにたくさんレシピを上げられていると思うのですが、
その中でも出雲生姜屋さんがおすすめするレシピがあれば教えてください!
南さん: | 出雲生姜の炊き込みご飯ですね! ご飯に出雲生姜を入れると独特の風味が感じられるので 個人的には一番おいしいのではないかなと思いますね。 |
他にもホームページにたくさんおいしそうな料理が掲載されているので要チェックです!
地方で活躍するプレーヤーを育てるために、
やっておられることを教えてください!
南さん: | 小規模農家ならば弊社のような仕組みで青果だけでなく、 加工品販売も手掛けることで農家としてやっていけるのではないかと考えています。 そこでふるさと島根定住財団の産業体験事業を活用し、 積極的に若い就農希望者の方を受け入れようと思っています。 実際に、広島からのUターンの方で、25歳の男性の方がおられます。 農業や経営を学んでからゆくゆくは自立してもらうために 今、弊社の方で働いてもらっています。 |
地域をよくするために、日々前進しているんですね!
最後に出雲生姜屋としての展望を教えてください!
南さん: | 今ある商品の中でバリエーションを設けて、季節ごとのギフトにしていきたいです。 今春のものはあるので夏、秋と作っていけたらなと思います。 さらにもっと地域の産品を出雲生姜の売店で売って 地域の方が快く立ち入ってもらえる場所にしたいとも考えています。 これからも地域に根付いた商品づくりができればと思っております。 |
出雲生姜おすすめの調味料セットです!
料理の幅がグーンと広がりそうですね!

【セット内容】
出雲生姜ドレッシング
生姜焼きのたれ
生姜醬油
しょうがシロップと生姜茶とおやつのセットです!
3時のおやつに是非ともほしい!

【セット内容】
出雲生姜のしょうがシロップ
結び甘酒ミニ
神社キャンディ
ハレルヤ(生姜茶)
金甘棒(生姜かりんとう)
ギフトはC、Dもあるので要チェックです!
オンラインショップは以下です↓
何をするにも地域のためにという根幹の部分がしっかりとされていて、本当に自分の故郷を大事にされているのだなというのが伝わってきました。また、お話を聞いている中で人との出会いを非常に大切にしておられるんだなと感動しました!
このインタビューを通じて働くって人との縁を大切にするということなのかな?とふと思いました。
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取材先
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出雲生姜屋
営業時間 月曜〜土曜日 9時〜16時(不定休)
住所 〒699-0615 島根県出雲市斐川町併川187-3
電話番号 0853-25-7225
駐車場 最大3台(売店横)
https://izumosyogaya.com/