畑はいのちの宝箱!<br>~有機栽培でできたお茶を全国へ~
お土産

2022/01/13 Thu

畑はいのちの宝箱!
~有機栽培でできたお茶を全国へ~

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皆さん突然ですが、日本三大茶処ってご存知ですか?
京都、金沢、、、松江!!なんですよ!
今回は島根県エコファーマー認定、有機JAS認定、総合事業化計画認定(農林水産省)、美味しまね認証ゴールドなど様々な環境に関する認定を取得されている有限会社宝箱さんにやってきました。ちなみに宝箱という名前は循環型農業について熱く語るおじいさん(社長)の話を聞いて、孫がつぶやいた「畑は命の宝箱なんだね」という一言から付けられたそうです。(有機まつえ茶の宝箱 オンラインショップ – 有機まつえ茶の宝箱 オンラインショップ (e-takarabako.com)
自分たちで作ったものを自分たちで加工し、保存料、香料無添加で安心安全でおいしいお茶を作っておられます。宝箱についてたくさん知るために松浦さん(取締役)に取材しました。
普段飲んでいるお茶から健康のことを考えたい方、島根のお土産を探しておられる方はぜひ最後まで記事を読んでください!!

ということでお茶を飲みながらお話を聞いていきます!!

①有機栽培のお茶の特徴

有機栽培でできたお茶にはどういった特徴がありますか?

有機栽培のお茶は二煎、三煎、四煎、五煎も味が変わらないことが特徴です。

僕は子どものころから急須でいれたお茶を飲んでいました。でもどうしても後になるにつれて薄くなっていっちゃうんですよね…

有機栽培のお茶は高いと思われがちなんですが、何度も茶葉を変える必要がないのでお得なんです!

何度もお茶を変えるのは面倒だし、その上お得なんて最高ですね!!味の部分では有機栽培で作ったお茶とそうでないお茶ってどう違うんですか?

有機でない化学肥料を用いたお茶は後味に影響してきます。化学肥料、農薬を使っていない有機栽培のお茶は後味がすごくさっぱりしていて、引っかかるところがないんです。それが化学肥料などで作った甘味ではなくお茶本来の自然な甘みなんです。

②煎茶、紅茶、番茶など具体的なお茶について

季節によって作っているものが違うと思うんですけど、具体的にどのようなものを作っていますか?

春の一番茶で煎茶を作り、夏の二番茶で紅茶を作り、秋冬の三番茶で番茶を作ります。最近は煎茶の勢いが衰えきて、代わりに紅茶の需要が増えています。弊社は二年以上熟成した熟成紅茶を販売しています。熟成させると風味と香りがよく深みが増します。

紅茶は砂糖がないと飲むことができないイメージだったのですが、この「やぶきた」という紅茶は非常に飲みやすく砂糖がなくても穏やかで甘味のある味を楽しむことができました。また、「べにふうき」という香りが華やかで渋みを楽しむ紅茶もあるんだそうです。

【いいくまくんメモ】
島根県版GAPの金色のマークがここにあります。この認証制度は、島根県内で生産される農林水産物が県の定めたGAP(生産管理工程基準)に基づき生産されていることを第三者機関の判断をもとに知事が認証する県のGAP認証制度です( 島根県:安全で美味しい島根の県産品認証制度(トップ / くらし / 消費・食生活 / 食の安全安心 / 美味しまね認証制度) (shimane.lg.jp) /出典)

煎茶、紅茶を頂いたのですが他にはどのようなお茶がありますか?

山陰地方では番茶が非常によく飲まれています。山陰地方の番茶は11月ごろ摘む秋冬番茶をもまずに葉の形そのままで蒸して乾燥させ焙じた「ほうじ番茶」です。煎茶、紅茶と比較して、カフェイン量が少なく子どもが飲んでも比較的安心なのでお母さんたちはたくさんまとめ買いをしますね。

このように春には煎茶、夏には紅茶、秋以降は秋冬番茶と年に3回同じ畑の同じ木からお茶を作ります。有機栽培で年に三回茶摘みをするところは珍しいです。畑の土づくりが収穫に影響しますからね。

③堆肥について

やはり使っておられる有機の堆肥がそれを実現可能にしているんですね。
有機の肥料について詳しく聞きたいです。

松江市近郊から集めた木や草くずを原料にぬか、おからを発酵資材として自家製植物性堆肥を作っています。JASの「適合資材」認証を取っているほど堆肥にはこだわって作っています。そしてJASを取得するためには周りの環境がドリフト(農薬飛散)の被害を受けていない畑で三年以上有機栽培をすることが必要とされています。松江は空気と水が本当においしいので有機栽培をするのに最適ですね。

なるほど!自分たちで肥料を作ることでこだわりの高いものになるんですね
でもそもそもお茶って温暖な地域で作られるものなのではないですか?

本来、お茶は温暖な地域で南向きで作られますが、宝箱のお茶は日本海に向かって北向きで作られています。なぜお茶を栽培することができるのかというと日本海、宍道湖、中海があることで山間部のような冷え込みがあまりないので比較的温暖でなくても栽培可能なんです。また、松江は宍道湖、中海を渡る風により病虫害の被害が減っているのも要因の1つです。

温暖な地域じゃないけど豊富な水資源、風が吹くことによって栽培が可能なんですね!!

④お茶以外の農産品

では次にお茶に合う食べ物をお聞きしたいです。

弊社で作っている干し柿は紅茶や番茶に相性がいいですね。
この干し柿は無添加で、干しただけで作っています。

ほかにも「宝箱のてづくりジャム」とお茶を一緒に食べるとコクが出ておいしいので紹介しますね。このジャムには、はちみつと柚子が入っていて、はちみつは松江産の物を使用しています!このジャムは糖度が50度以上あり、50度以上の糖度があると保存料なしで一年以上持つんですよ!!

宝箱のてづくりジャム

糖度が上がれば甘くておいしいだけでなく、保存期間も長くなるなんて!!
まさに一石二鳥!!

「てづくり えごましお」もご紹介します。ピンク岩塩とえごまの葉だけで作ったものです。えごまの油だけだなく、栄養があるえごまの葉っぱも利用できないかと考えたことがきっかけです。シソに似た香りがします。てんぷらの付け塩、おにぎりにも合います。塩コショウの代わりに目玉焼きにかけても美味しいですよ。

⑤これからどうしたいか・どのような人に飲んでほしいか?

いろんな話を聞いてきましたが、これからどうしていきたいですか?

島根の人は作ったお茶を飲んじゃうからお茶を他県に販売することがなかったため産地として無名なんです。だからもっと他県の人に島根のお茶を知ってほしいですね。

具体的にどういった人に知ってほしいですか?

関東の方は有機専門のスーパーもあるほど有機栽培ということに関心が高いんです。だからそういった方にも知って飲んでいただければいいなと思います。また、私たちの商品はシンプルな製造方法を心掛け、素材本来の美味しさをより多くの方に伝えたいと考えています。初めての方には雑味なくすっきりとした風味を、リピートされる方には同じものを買っても年によって風味が違ったりする素材由来の滋味を楽しんでほしいと思います。
そして、有機栽培で作られたものを食べることはその土地の豊かな環境を守ることに繋がっていることを分かっていただきたいです。また、栽培地の松江にも来ていただき、自然環境とおいしい食と共にある松江の文化も堪能していただきたいです。

今日ご紹介したお茶、農産品は宝箱さんのほんの一部にすぎません!!下にもあるように玄米茶、烏龍茶などなどまだまだお茶の種類があるので気になる方はホームページをチェック!!
有機まつえ茶の宝箱 オンラインショップ – 有機まつえ茶の宝箱 オンラインショップ (e-takarabako.com)

<<<購入を考えている方へ>>>
ここのお茶はホームページのオンラインサイト、産直コーナー、松江のスーパーで購入可能です!!

【感想】

有機栽培のお茶はとっても後味がよく、なんといっても濃さが一定であるというところに感動しました!!僕も島根の方に負けないぐらいお茶好きになって、博士と呼ばれたいです笑
みなさんもぜひ僕と一緒にお茶博士になりましょう!!

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取材先

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有限会社宝箱

有限会社 宝箱-takarabako

〒690-0033
島根県松江市大庭町728₋6(松浦造園㈱敷地内)
Email : info@e-takarabako.com
Tel : (0852)21-1489
Fax: (0852)25-6073
【営業時間】
8:30~17:00(不定休)

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