みなさん、こんにちは。
最近、イカ釣りを始めた筆者の和田です!
筆者は山陰に住んで早2年が経ちましたが、まだまだ知らない魅力がたっっっくさんあります。
今回は歴史のある旅館の魅力を発見しました!!
とはいえ最近は新型コロナウイルスの感染拡大によって、旅行もなかなかしにくい状況ですよね(-_-;)
それでも少しずつ収束に向かっているような気配を感じます。
自粛モードや新しい生活方式に少し疲れを感じている方、風情溢れる旅館で心安らぐ時間を過ごしてみませんか?
今回は明治38年に建てられた風情溢れる美保館のこだわりをたっぷり知ってほしいと思い、専務取締役の定秀陽介(さだひでようすけ)さんにお話を伺いました!
目次
1.美保館のこだわり
【こだわり其の一、客室】
美保館は、営業中の旅館として島根県で初めて国有形登録文化財に登録されました。
古い建物を大切にし、ゆっくりとくつろげる空間にしているそうです。宿泊のできる新館では、山側と海側の部屋があり、どの部屋からも大自然を眺めることができるのが魅力です!
【こだわり其の二、料理】
あまり知られていないですが、実は山陰では海の幸が豊富!
しかもとっても美味しいんです。
山陰で獲れた海鮮を初めて食べた広島出身の筆者は、その美味しさに感動しました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
美保館から車で10分ほどの、鳥取県境港市の漁港で獲れた新鮮な魚の幸をふんだんに使った料理を提供しています!
冬場はカニ料理、春は岩ガキの刺身と季節の海産物を食べることができますよ(´ω`)
豆知識
山陰地方で水揚げされたズワイガニを「松葉ガニ」と呼びます。
海底の地質やプランクトンの種類などからカニの生育に向いた場所であり、古くから美味しいカニが育つと言われています。
ここ美保館も、館主自らセリで仕入れた松葉ガニを存分に味わうことができちゃいます!
【こだわり其の三、お風呂】
美保関温泉・大浴場は美保館の最上階の7階にあります。
そのため、眺めが最高です👀
こちらのお風呂、一晩中入浴可能です。
朝昼夜で変化する海の風景を、ゆったり湯船に浸かりながら眺めることができるので旅の疲れも吹き飛ぶこと間違いなし!
日帰り入浴もできるのでふらっと美保関に寄ったときには是非ひとっ風呂浴びてしまってください!
2.イチオシのプラン
定秀さんのイチオシは、貸し切りで離れに泊まることができるプラン。
誰とも会わず、人目を気にせず泊まれることが最大の魅力です!
家族や友達グループでものびのびと過ごせそうです(^^)
現在は、「国文化財の貸切宿 離れ」「お籠りの貸切宿 月奈離宮・TSUKINA」と「海辺の貸切宿 大正館 柘榴(ざくろ)・ZAKURO」に1棟貸切で泊まることができます。
今回は、「海辺の貸切宿 大正館 柘榴・ZAKURO」を案内していただきました!
こちらが別邸柘榴の外観です。
大正元年に建造された築100年の古民家を、島根大学の学生と一緒にリノベーションしたそう!
壁の波模様に小さな魚が描かれているなど、学生ならではの遊び心も垣間見えました。
こちらの玄関を入ると・・・
レトロだけどどこか新しいような、素敵な空間が広がっていました!
こちらの別邸柘榴は、最大16人が宿泊することができ大人数での旅行にぴったり!!
3.国有形登録文化財の本館について
築120年になる美保館本館は、2004年に国登録有形文化財に登録されたそうです。
国登録有形文化財は、外観を保持していれば建物内は変えてもいいというルールですが、美保館本館はできるだけ当時の状態が保たれています!
朝鮮半島等との環日本海交易の拠点であり、それに加え北前船の寄港地でもあったため、かつて美保関は西日本でも最大級の貿易港だったそうです。当時は海が荒れたときに宿泊するための宿が港の近くにいくつかあったのだとか。
とても落ち着いた雰囲気で、歴史を感じました(^^)
本館の中には「Bar神楽 KAGURA」があります。築120年の建物内でお酒を楽しめるなんて最高ですね(´ω`)
お酒大好きな筆者としてはぜひ行きたいです!
取材時は新型コロナウイルスの影響でなかなか営業できていないとのお話でした。営業再開が待ち遠しいですね( *´艸`)
営業状況は公式HPなどでご確認を。
4.今後のビジョン
「古い木造の建物はずっと残るので大切にしていきたい」と定秀さんはおっしゃっていました。
建物を守っていくためにも、毎年何かリニューアルをしているそう。
この努力の積み重ねが、次の年代に繋げる架け橋となっているのだと筆者は感じました(´ω`)
最後に、定秀さんから「今はなかなか旅行ができない状況ですが、コロナ終息後には改めて旅っていいなと実感してもらいたい」とメッセージをいただきました。
歴史ある旅館で贅沢な料理や絶景を望めるお風呂に浸かり旅の疲れを癒す。
たまには自分へのご褒美にそんな“非日常”を味わってみるのはいかがでしょうか?
<おまけ>
美保館から歩いて1分ほどで着く、美保神社にも行ってきました!
出雲大社のだいこく様と美保神社のえびす様は親子の神様ってご存知でしたか?
出雲大社と美保神社の両方をお参りする(えびすだいこくの両参り)ことで良い縁に恵まれるという言い伝えがあります。
ぜひ島根県を訪れた際にはえびすだいこくの両参りをして、気になるあの人や、仕事、勉強とも素敵な縁で結ばれて両想いになっちゃいましょう!
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取材先
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美保館
住所:〒690-1501 島根県松江市美保関町美保関558
TEL:0852-73-0111
HP:美保関,交通,アクセス,美保館,行き方 | 【公式】島根 美保関の老舗割烹旅館「美保館」~国登録有形文化財の宿~ (mihokan.co.jp)