はじめまして〜！ 大森と申します^^
よろしくお願いします〜！

一番は妻が鳥取県米子市出身だったということでしたね〜。
東京で出会いがあったのですが、
何度かこっちに来る機会があって、住もうと思うようになりました。

そうですね〜。
だから私の場合、Iターンというか妻ターンですかね(笑)
この辺だと、私と同じように妻ターンしている人は多いですよ！

中海の近くが良かったのでそういう話もありましたが、
いちご農家をする上でどの地域が良いかを考えて安来市にしましたね。

安来市でいちご農家になろうと思った理由は、
大きく分けて2つありましたね。

私はもともとソフトウェアの開発などをする技術者だったので、機械等に関してオタク気質なところがあるんです（笑）
なので、農業において機械などを使う施設園芸をしたいと思って、「施設園芸をする植物」に絞りました。

こっちに引っ越してくる前に2泊3日くらいで農業体験をしたのですが、この体験が大きかったですね〜。

私は色々な自治体でいちごの他にもダイコンなどの農業体験もしたのですが、ダイコンは過酷過ぎて無理だなと感じましたね(汗)

あと各体験中に栽培したものを食べさせてもらったんですが、その時のいちごのインパクトが凄くて
いちご栽培をしようって決めましたね。

まず1つ目として費用の面がありました。
実は、施設園芸は初期費用がとてもかかるんですよ。
ただ安来市には様々な制度があり、
経済的負担が大幅に軽減されると思ったのでここに決めましたね。

2つ目に立地の良さが決め手になりましたね。

そうなんですよ！
生活するにも出雲や松江が近くにありますし、
農業をするにも出荷先が近くに多く存在しているので、
住みやすく、事業もしやすい安来市にしました！！

うちでは『紅ほっぺ』『かおりの』『よつぼし』『サンチーゴ』の4種類を栽培しています！

栃木だったんですね！
『かおりの』は関東でほとんど流通していない品種なんです〜。
酸味が少なく、モモのような感じと言ったら良いんですかね〜。

あとで是非食べてみてください^^

一つ目は【 「基本となること」を大切に 】
二つ目は【 「ほどほどに」ということにこだわる 】
です！

化学農薬の使用頻度を減らせるように努力しています。
化学農薬は有能なアイテムかと思われるのですが、
薬をかけたとしても生き抜いて、
耐性を持ついやらしいヤツを出してしまう恐れもあるんですよ。

そうなんです。
もちろん虫などの生物だけでなく、カビや、それこそウイルスにも我々は対処しなければならないので、結構大変なんです。

今日、化学農薬に加えて『生物資材』という虫を使用した農薬もあるので、
私たちはそれらを積極的に利用しています！

うちでは、アブラムシを食べる「テントウムシ」を使ったり、ダニを食べる「肉食のダニ」を使ったりしています！

生物兵器（笑）
確かに高価ですが「農薬を減らしたい」という強い思いから
率先して使用しています！！

やはり虫などが凄く繁殖してしまった時は化学農薬を使用せざるを得ないので、まだまだゼロにすることは難しいという現状があります。
しかし今後より使用回数を減らしていき、
最終的にはゼロにできるようにしたいとは思っています。

私も抜けませんよ（笑）
なので、自分で「温度」「地温」「湿度」「CO2濃度」を測る機械を作って、専用のアプリで各データをリアルタイムで見れるようにしました！

ありがとうございます（笑）
現在、近くのいちご農家12箇所にこの機械を置いてもらっていて、全ての農家の5分毎のデータをリアルタイムで確認できます！

そうですね。ここの農家はそろそろ何か問題が起こるかもしれませんね。
こんな風に栽培環境を可視化することで、
かなり確認作業が楽になりましたね。

ただ毎年天気は変わるので、
数値だけを見ていれば良いってもんじゃないんですよ。

農家になったばかりの頃は全然わかりませんでしたが、
3年目にもなってくるとわかりようになりましたよ！！

安来市はフォローアップ体制がとても手厚いので、きちんと学ぶことができましたよ！安来市で農業を始める場合研修期間として、1年目に農家さんの手伝いをさせてもらいながら基礎を学び、2年目で自分で最初から最後まで作ります。
その期間に沢山失敗をしながら感覚を養うことができました。

そうですね!!
なので現在は、
『データ』と『視覚』と『味覚』を使って美味しいいちごをつくっています！

『もぎたての状態』をいかに保つ事ができるのか、
ということをとても意識して出荷作業を行なっています！

私たちには『島根のおいしい『いちご』を一番おいしい状態で多くの人に届ける』という理念があり、そのために出荷の細かいところまで気を使っていますね。

基本的に出荷のギリギリまで、収穫することを我慢しています！

例えば、オンラインショップで注文があった際は、
郵便局が閉まるギリギリに収穫をして発送をすることで
午前中に収穫した場合と比較して
半日分新鮮な状態で届けられるようにしています！

おかげで苦情などはほとんどなく、
皆さんに私たちのいちごを「美味しい！」と言ってもらえています^^

今後は、
1つ目として、島根県内のいちごの生産量を上げるという事
2つ目として、島根県内の新たな観光地として発展させるという事
の2軸で頑張っていきたいなと思っています！

卸売業としては、県内のいちごのほとんどが九州産なので、頑張って生産量を増やしたいです！観光業としては、今はコロナウイルスの影響で難しいですが、本来であれば島根県には多くの観光客が訪れるのでその人たちをどうにかしてここに来させたいですね^^

そうなんです！
境港にクルーズ船に乗ってくる外国人観光客もいるので、
可能性ははかり知れませんね。

いちご狩りの際の説明文の英語版を作製したり、
ホームページも英語と中国語の翻訳版も作製したりしました！
あとは、私が英会話に通い始めました…（笑）

私もなかなか上達しませんが頑張ります〜（笑）
まだ翻訳版ホームページはオープンしていませんが、
コロナウイルスが落ち着いた時のために
今から色々と準備をして今後に備えようと思います！！